私の気持ち

曖昧さは優しさとは違うけれど

言葉を飲み込んだ

宙に浮かんだままの言葉が

名残惜しそうに去っていった

あなたの不安そうな優しさが

私の手首を掴んだ

どこにもいかないでと

言っているようだった

戸惑いながらあなたの髪を撫でた

けれど私には会いにいかなければならない人がいる

呼ぶ声が聞こえるから

それは自分の声かもしれない

同じにはなれないけれど

遠くにいても

どんな気持ちなのか 感じることはできるね

心から生まれた言葉を伝えるよ

今の私にはそれくらいしか出来ない