だからこのまま

早起きして廃人のような時間をひとり過ごした。

こたつの中で寝っ転がっていたら

昼過ぎに強烈な太陽を浴びて目が覚め少し外出。

その後、待ちわびた品が届いた。

これを取り入れたら、私の内臓が入れ替わるくらい

自分の中で革命的なことがおこる。

好きな人の内臓が一個自分の中に入るような

そんな気持ちに近い。そうなるかは私次第。

夕方に歌をうたって録音して、夜に喫茶店へ行った。

私は今とても孤独だ。

と思いながら神話のゆるキャラを書き写してたら

全然違う作品に仕上がって吹き出した。

「なんだこのふざけてる絵は…孤独に見合ってないぞ」

私の中ではこの孤独に見合うのは

鴨居玲さんのイメージなのに、才能というのは冷酷なものである。

でも心なしか目がモノ悲しい感じもしている。

そう考えると味わい深い作品ができた。

そのあと録音した歌を聴いて涙が出た。

音楽の意味が手にとるようにわかった時間だった。

極力隠してはいるけれど

私はひとりで吹き出したり涙ぐんだり

すごく変な客に見えていたかもしれない。

けれどポジティブな人が擁護してくれるなら、

きっと感性が豊かと言ってくれるのだろう。