誰がために。

十月七日。快晴。

天気良く、台風過ぎ去った後の残暑。

大事な場所に行った。

あまり知らない家の事情。

ひとりひとりでも色々ある日常。

その中で時に甘えあったり傷つけあったり

支えあったりして進むのが家族なのかな。

蚊に8箇所くらい刺される。

腕についてた蚊に「やだー」といってどかそうとしたら

私の動きが素早くて殺してしまった。

蚊の体内から出る血は多分私の体内にあった血。

それを吸わせたあとにその命をとってしまった私。

これは一体誰のためになったのだろうと少し考える。

生きていくことは命がけなのだな。と蚊をみて思った。

すまん!蚊!成仏してくれぇ。。

お前が生前残した跡が確かに私の腕やら足やらにある。

すまし顔の著者。