僕の苦しみさえ愛するもの

ものをつくる

あのひとは

小さくて静かな湖のように

澄んでいて

自分の不安に

注意深く耳を傾けている

自分の傷から

何かを感じようとしている

 

救いがないということが

唯一の救いになることもあると

あの人は言っていた

沈黙の体。

十月十四日。曇晴れ。

本日は手羽先を冷凍保存放置状態だったので

そいつを使ってスープを作る。

それとずっと作ってみたかった

生姜シロップを作る。

煮込む手前でシナモンとホールクローブを

買い忘れていた事が判明して二度買い出しにでる。

今日少し体が気怠くて眠かったのだけれど

最近足を中心に運動しているせいか

駅までの道がかなり身軽に行けた。

そして生姜シロップできた。

まだ一晩寝かせるけどかなり美味しい気配。

煮込み中。

瓶にいれて冷蔵保存。

これに炭酸をいれればジンジャーエールになり

紅茶と牛乳をいれればチャイティーになるんですよ奥さん。

今度家にいらっしゃい。

 

そして最近顎にニキビが大きくできていたので

こいつは何が原因だろうと調べたら

「あなたに思いを寄せる人がいる時にできるニキビです」

というファンタジーが書かれてあった。

「なんだよまいったな、ニキビとして出ないで

思いは告げてくれよな…」と思いながら

原因をさらに見ていると

「チーズ、豆類の取りすぎでしょう。

胃の調子が悪く、生活が不規則な方にできます」

という現実が書かれてあった。

現実の方が思い当たる節ありありだぜ。

どうやら最近間食するのに健康に良い

アーモンドやくるみを食べていたからかも

しれないな。体のために買ったのに。

ニキビとして排出されるなんて。

自分の体と会話ができたらいいのに。

私「健康にも良さそうだしお菓子よりアーモンド食べようと思うんだけど」

私の体「今の感じでアーモンド食べたらニキビできそう」

私「めっちゃ焼肉食べたいんだけどー!」

私の体「今の感じで焼肉はちょっと胃がきついかも…」

私「お寿司ならいいのー?」

私の体「超余裕!」

とか色々教えてくれたらわかるのに。