去年の暮れごろの自分。
自分の役割とかを変わらず考えたりして
あとは嫌なことはもうやらないようにしようと決めた時期だった。
嫌なことはしないというのは、
変に「こんな事で逃げちゃだめだ！」と自分を追い詰めない。
無駄な向かい風に抗わないという、自分の中では結構大きな決断。
いや、向かい風とか結構髪乱れるし私コンタクトがハードで
風とかめっちゃ勘弁なんで室内入りますわ。みたいな。
そこからやりたくない事はやらなくなって
「やる必要があることをやる」という事に絞った。
強く生きること、社会の中で生きていくこと、この道を生きること。
今の自分から見てみると
すげ頑張ってるな、自分の癖を全開に出して、パワフルであり威嚇だな。
強さであり弱さでもあるな。
そんな印象だった。なんか、歯を食いしばってるみたいな。
「なんか、がっちがちやね」て感じ。
実際そういう人間が好きなのと、自分の質感でもあるのとでやってた。
でもこの自粛期間にひとりで純粋に自分について考える時間ができて
（私の中の純粋ではない自分についての考える時間とは
「ああせねば」とか「今までやってきたことを鑑みるとこうせねば」とか
「あの人はああ言ってるからな」とか。）
怪物のEPも発売するのだが、今はしょへすんが改めてミックスをし直している。
あの時期も自分の中の「やる必要があること感MAX期」で。
思い返せばわりとずっと「私がやる必要のあること」感がずっと自分にあって。
でも前のブログにも書いたように、
誰かのために何かをするっていうことが自分の中の違和感になっていって
「自分のためにしていることが誰かのためになることもある」くらいで
いいんじゃないか、と自分に対して思うようになった。
そんなに、歯食いしばんなくていいよ。歯削れるよ、みたいな。
自分がすべき役割とか、使命感とか、そういうものを外してみた自分。
そうして過ごしていると、
「昔からこれが好きだったなぁ、別の形にして表現してみたいな」とか。
「自分の人生＝音楽という重さを外した時に
純粋にどんな音楽をやってみたいだろう」とか
色々とまっさらな状態で自分のこれからについて考えることが出来始めて。
するとやりたいことが想像以上に出始めてきて。
未来を狙ってやってることではない。誰かを心に置いてもいない。
損得でもない。評価でもない。
純粋に自分の心が欲していることを叶えるような気持ちでやっている。
この↑純粋に欲しているという所を見極めたり辿り着くのは結構難しかったりする。
「これが自分のやりたいことだ！」というのが、
実は人の目や評価を気にしてのことだったり
義務感からきていたり。
自分の心には層がいくつもあるから
本当の自分の声というのは、その層の奥の方にあるものだ。
もしかしたら今私が本当だと思っている自分の意見も
本当の手前にあるものだった！となるかもしれない。
だからあんまり「これがわいの絶対の本当やで！」みたいに
力まない方がいいのかも。いきってると違った時に反動としてかなり疲労する。
「今はこう思ってる」くらいの角度で自分と付き合う。
だからこれがどうなるかはわからない。わからない方が面白いかもしれない。
とにかく、自分につけていた余計だと感じる重しを外す事をやっていこう。
新しいものを今のまま詰め込むには、キャパが少ないから。
自分の命をどこに使って生きたいか。
少し長くなったので、具体的な重しに関しては次のブログで。