君がどう生きるかは他人が否定できることではない

悩んだりもやもやしていると気持ち良くないから

自分がすっきりするような正解が欲しいと思うようになる。

 

正解だと思えるものを見つけると、それを正しいと思いたくなる。

正しいと思いたいのでその正解と合わない意見を目にすると

「間違ってる!あの人はわかってない」と思うようになる。

そうなると言葉の使い方も

「これはこういうものだ」「これはこうあるべきだ」と断定的になる。

 

でも人の思うことというのは

環境や遺伝子的性格や経験やらで出来上がった色眼鏡を通して見る世界への感想。

この眼鏡は外せないし、外す必要もない。

 

色眼鏡が悲観的な色眼鏡と

楽観的な色眼鏡だったら

同じ事実を見ても真実はその色眼鏡次第で変わってくる。

もちろん私にも眼鏡はついている。

 

色眼鏡で見ることを悪いことだと言われることも多いけれど

外せるものではない。

他人の色眼鏡については想像することしかできない。

色眼鏡で見ることが悪いというより

「自分が思ってることは

あくまで自分の色眼鏡から生まれたことなんだな」という事を

すっかり忘れてしまい、

自分にとっての真実が誰にとっても当てはまるのだ!と思い込むこと

こうなると少し近寄りたくない人間が完成する。

そういう人間が集まると色眼鏡vs色眼鏡で争いが起こる。

でもこれは決着のつけようがない。

 

自分の色眼鏡って悪いことじゃない。

例えばこういう言葉のつぶやき

「好きの反対は、嫌いとか無関心とかじゃなくて、もっと別のものな気がしてきた」

私はこういう人のつぶやきが面白いなと思う。

その人なりの好きの反対の定義を作ろうとしているからだ。

 

「世間的にはこういうもの」「王道ではこう」

そういう話は、大体がどこかで聞いたような話だから

あまり私の心はくすぐられない。

でも、その人が自分の人生の中で感じた中から生まれた定義というのは

その人の色眼鏡だからこそ見える世界。私には知らない世界。

その世界を聞かせてくれるのって、とても面白い。

 

 

今回の話で言いたかったこと。

 

私はここのブログで色々な考えや発見したことなどを

自分の部屋なので好き勝手この先も書いていく。

でも、ここに書いてることは

全て「私」という色眼鏡を通して見えたものを書いてるから

それが、あなたには当てはまらなかったり

私が面白いと思ってるものが全然面白くなかったとしても

それは別々の人間だからごく自然なこと。

あなたが自分を否定する必要もないし、

私が自分を否定することもない。

 

たまにツイッターとかで

誰かの書き込みに対して

「私はそうは思いません」とか「私がだめってことですか?」

なんて書き込みを見たことがあるのだけど

相手が思っている世界に入っていって「私は違うんですけどお!」と

わざわざ主張しなくても、違う人は沢山いる。

その意見が違う人たちが

「私は違うんですけど!」とわざわざ声を荒げて言わないのは

恐らく「違っていても別にそれでいいしそれって普通」と流すから。

 

「違ってるから私は間違ってるの?」なんて、そんなことはない。

むしろ「私」が思ってることを「私が」大切にできていればいいこと。

 

いちいち気になってしまうのは、疲れて余裕がなくなってる時だったり

他人に気を使って自分に嘘をついて苛々しているという可能性もある。

人にばかり優しくして

自分を後回しにしてきて、自分がわからなくなっちゃってるとか。

 

そういう時は問答無用で、人の言葉はシャットアウト!を推奨。

「他人なんか知らんがな!はっ!」くらいの心持ちで

自分集中モードで、自分癒しモードで、自分に栄養あげるモードで。

自分自分、自分で良いのだ。あなたはあなたが一番。

あなたはあなたを一番うんとかわいがって。一番大切に思って。

私と違くても、違うのが面白いよ!って思えなかったら楽しくないから。

そしたら無理なくここのブログもいつだってシャットダウン。

 

「まじかシギ。おめえってやつぁ、そんなこと考えてるのか!

はー!おもしれーやつだ。おれもおれでがんばっぺなあ!!!」

くらいの気持ちで見てもらえると幸い。

 

私も友人のブログやツイッターなど見ている時は

「お!あいつ頑張ってんね。私もやるどー!」と思ったり

仮に内容が病んでても

「お!あいつ病んでんね。ま、そういう時もあるよねー!」と思ったり。

 

そんなこんなで、私は自分にとっての話をしつつ

同じように思う人との出会いを広げたいと思いつつ

自分の場所で、自分の旗をどんどんふわさーっと広げていく。

けれどそれは、「あなたも私のようであれ!」ってことではない。

むしろあなたがあなたの道を歩いて行くことを

私は全力で「それええやーーーーーーん!!!!!」と

応援しあなためがけて応援の旗を振りたい。