涙雨

あの人が泣いてるような雨だったから

煩わしくはなかった

想うことなどなんの力にもならないのに

私にできることは想うことだけ

言葉にするほど伝わらなくなることがあるから

傷が癒えるために孤独が必要なときがある

その後に君を包む大きくて柔らかいブランケットを君が見つけられますように

今だって君を見守る優しい眼差しはそこかしこに

目に見えないことが悔やまれる