千葉に来てから一緒に暮らしていた貝が亡くなった。
全盛期で4匹いたんだけど
だんだん数が減り、最後の1匹もお亡くなりに。
平均寿命もかなり超えていたので、老衰だろうと思う。
最後の1匹は4匹の中で一番小さい貝で
大きい貝に餌を奪われたりしないか
ひときわ可愛がって飼っていたんだけど
蓋をあけるとそいつが一番しぶとく長生きしていて
命の長さはわからないものだなあと思った。
そいつも最後は何週間か餌を全く食べなかったので
亡くなるための準備をしているように思えた。
さながら店じまいのような感じで。
そうやってお腹を空っぽにしてだんだん鼓動を減らしていくのかなあ
なんて想像をした。
この貝達は仲が良いのかわからないけど
お互いに乗っかったりして遊んだり
エアーポンプに浴びてジャグジーみたいにして遊んだり
餌も手からあげたりして
とにかく人間味があるような面白い貝たちだった。
面白い出会いと日々を暮らせて感謝である。
最後は60cm水槽に貝1匹のために
エアーポンプもヒーターも稼働していたんだけど
最後になると仲間がいないのを悟ったかのように
店じまいを始めたように思う。
最後まで面倒をみきれたと思うので達成感がある。
南無やで!!!