昨日はいつもでは痛まないような事に心が傷心。
焦りや不安やらを抱えると孤独で胸が軋む。
でもそんな事に気を取られて良い作品が出来るなら
好きなだけ病むがそんな事はない。
そんな風にたまにブラック企業の経営者のように
そうやって自分を追い詰めてしまう。
そんなにして落ち込んで良い作品が出来るか?
頑張ったとかそんな気持ちなんて良い作品ができなきゃ
何にもしてないのと一緒なんだよ。
そんな辛辣な自分にもやられながら、
ちくしょうちくしょうとひとり泣きながら車を運転する。
今日は何も考えないようにした。
ぼーっとテレビをみて、家の掃除や洗濯と、
買い出しと、料理を作っていた。
二匹の秋刀魚を買ったので、
一匹は塩焼きに、一匹は蒲焼きにしてみた。
包丁が切りづらく三枚おろしに難儀した。
昼にお宝鑑定団で泉鏡花の作品がでててあがった。
外科室、天守物語、どれも最高の話だで。
言葉にしない愛の激しさと深さ。
命を削る物語が美しい。
100万円の予想金額を大幅に上回る700万。
自分ごとのようにドヤ顔してしまった。
その後ノンフィクションでやってた
お相撲さんの遠藤さんのやつを見て泣いた。
気持ちがあるのに体がついてかないのは辛いだろうなと思いながら、
周りの応援や支えがありながらも、
自分でなんとかするしかない部分は必ず人間にはあって、
その時の孤独というのはなんて暗いのだろうと感じた。
そういう時、普段は響きもしないような
止まない雨はないとか夜明け前が一番暗いとか、
そういった類の言葉が胸に響いてしょうがない。
夜明けはいつだろう。近いのだろうか。