優しい言葉をかけてもらうと、
ずっとお守りみたいに心にもってる。
それで私は、
あなたに私は何か返してあげられたかなって考える。
人からもらうばかりで、
何かをあげられてるかなと考えながら道を歩く。
あなたのかわりなんてどこにもいない。
そんな当たり前の事を、つい横に置いてしまう。
横じゃなくて、胸の中にしっかり置いておきたい。
あなたのかわりはどこにもいない。
そう心から思われるような人間であり、
そう心から思うような人間に出会うこと。
贅沢がしたいわけじゃなくて、
そういう事がしみじみと心に沁みる。
ありがとうを言いたいと思う人がいるのは幸せなことだと思う。
なるべくなら思うだけではなく、
直接言えたらいいな。
ごめんなさいとありがとうが、
ありがとうが少し多いくらい。
自分のいたらなさにごめん、
他人からもらう優しさにありがとう。
自分の愚かさなんて考えた事もなかった、
最近身に染みて自分の愚かさを感じて後悔する。
私は後悔なんてするような人間ではなかった。
すごい変化だなと思いながら、
しみじみと人間らしくなっている自分を感じる。
未熟な人間だと感じる。
でもなるべくなら、だめだだめだと責めるより、
自分のしてきた選択に後悔するより、
それを認めて、そして開き直らずにいたい。
仕方がなかったで終わらせたくない。
愚かではない人なんていないから。
違いはその後の行動。
開き直って普通に過ごすか、学んで反映するか。
店にはいれば、私の顔を見て名前を呼んで笑いかけてくれる人達がいる。
それがどんなに幸せなことか、
ひとりで過ごす時間が多いと身に染みて感じる。
私は最近の自分の苦悩など全く話さずに、
相変わらずにこにこして話をしていた。
人の笑顔が染み渡っていく。みんなもそうかな。
それともそんなことなんて気にもとめないかな。
幸せは掴みとるものじゃなくて感じとるものなんだね。
ありがとう。