眠れない夜。

十月五日。雨。

四日の夜帰宅したのは二十五時頃。

眠る前に私はめるの横に座っていた。

「めるは食欲がないんじゃなくて

お腹がいっぱいだったんだねえ」などと

どうでもいいような事をめるに話しかける。

その後、めるが私を見て

ぶーぶー

と言った。

こ…これは!!!!!!!!

うさぎは機嫌が良い時や楽しい時に

ぶーと鼻を鳴らす。

今まではめるがお腹をすかせている時に

私が横にいくと

ぶーぶー!(ご飯ちょうだい♪)と

言ってきたことはよくあったが

お腹がすいていない時

しかも私が話しかけたあとに

返事をするように

ぶーぶーというなんて…

も…も…も…

萌ええええええええ!!!!!!!!!!!!

寝る前に超絶興奮したせいか

なかなか寝付けなかった。

本日は歯医者へ行った。

最近人気なのかよく待たされる。

今日も診察台に座ったまま四十分近く放置された。

その間に歯科衛生士さんが私の話し相手になってくれ

年末は親知らずが痛む人が増えるとかの

歯医者あるあるを聞かせてくれた。

その後三十分飲食やめてくださいねといわれ

速攻で喫茶店へ行く。

歌詞を書き、帰宅して食事した後、歌う。

そしてもう一曲作曲。

十五時くらいまで布団と仲良くしていたために

やることが全て遅れていく。

あとDVDをみなきゃなのに

これからみたら

また興奮して眠れなくなる。

静まりたまへ。

十月四日。曇り雨。

恒例のあれでスタジオ。

後ろ側食べて少し痩せている。

私の中ではシンゴジラのゴジラが

初めて立った時のような感じがする。

しょへいと十二時に待ち合わせて

彼は十三時過ぎにやってきたのだけれど

その時点で遅刻しているのに

私と落ち合う前に

ハンバーガー屋に立ち寄ってから来るという

なめくさった所、私は嫌いじゃない。

スタジオの後、ぐんさんと

その後合流したさくぽんと色々語らう。

自分のできることを突き詰めながら

それぞれの強みを信頼して共に歩く。

自分の周りの誰かが泣いて誰かが笑うことがないように。

 

 

最近私が注目しているSSWが

来年来日するという事を知って高ぶる。

しかも場所はZEPP東京。

チケットとれますように。。

合図もなく始まる。

十月三日。晴れ。

夕方までベッドの中。

歌をうたい復活。

喫茶店で作詞もAメロしか出ず。

漫画とDVDをレンタルして帰宅。

古本屋の横を通り過ぎた時に

色あせた本が一冊百円で売っていた。

所有が目的ならまだしも

いや、所有欲なら新品を買うな。

読むだけならばレンタルの方が安いし

荷物にもならない。

近所にある古本屋は何も変えず

売れているのだろうか

と思いながら歩いた。

音楽をしていると

CDが売れない時代ですからね…と

困った顔をする人が少なくないけれど

それを困った顔で話して何になるのだろう

と私は少しの疑問をもつ。

何かがそこで立ち行かなくなるということは

そのままそれをその状態にしていたら

現状維持から少しずつ衰退していくのを

横で立って眺めているだけになる。

自分がこれから行うことが

正しいことか間違ったことかはわからない。

広い目で見たら何も変わらないかもしれない。

それでもこんなさえない日を過ごしたり

惰性に身を浸して自己嫌悪に陥りながらも

燻っていながら燃え尽きていないものがあるなら

それを燃やそう。

暇を潰してばかりの

何かを待ってばかりの人生も退屈なものだから。

夜は小雨が降り出し。

明日は遠出のスタジオの日のため早めに就寝。

重なる影に

何も話さない約束で

君を僕の車に乗せて

遠くの街まで走らせて

ただ過ぎていく夜景ばかり眺めて

何も話さない約束で

そんな時間が欲しい

どうだっていい話で

今夜の憂鬱を見過ごしたくない

何もない場所に車を停めたら

重力に逆らわないままで

君に体重を寄せて

何も話さない約束で

内省的な君の目が僕は好きだよ

このまま明日のことなんて考えたくないね

煩わしいことなんて思い出したくないね

何もない僕と何もない君が

何もない街で

何も話さないで

君を連れ去りたいよ

こんな夜は

東京湾からの夕暮れ

十月二日。快晴。

 

ZEPP東京にライブを見に行った。

ひろがギターを弾いている有村竜太朗さんのライブ。

私はイベントで二度立ったことがあるステージ。

いずれワンマンでとの思いをもつステージ。

ひろの背中を見るようだった。

見てたのは正面だったけど。

お肉食べた♪

ライブ見る前から海見たりお茶したり

お台場を満喫した。

色々歩いていたようで

気づけば十キロ近く歩いていたみたい。

正確には三日に書いているこの文章。

結構疲れたようで体だるおもーだった(こういうCMあったような。)

 

危機から学ぶ。

十月一日。台風一過の晴れ。

深夜すごい風。雨はそれほどでしたね。

普段と違う状況の時に

危機管理について考える良い機会になる。

例えば自分のライブだったらどうするか。

もしあなたが何らかのイベントの責任者だったら。

その参加者が五人だったら?千人だったら?

 

昭和29年に起きた洞爺丸事故では

台風でいつまでも動かない船にしびれを切らし

ひとりの乗客が船員の静止をすり抜けて下船。

一方、遅れてきた客は船がまだいた!と喜んで乗船。

その後洞爺丸は荒天により沈没し

千人以上の死者を出した。

あそこで船員の言う事を聞いて待っていた人と

荒天の中船に乗り込んだ人は亡くなり、

言う事を聞かずに飛び出した人は生存した。

もしもの場面ではマニュアルも一般論も度外視して

自分の頭で考えて行動することが大事なのだと感じる。