長野記

いろいろあり長野に行ってきました。
長野に行く機会はあまりないので、どこに行こうかなぁと悩んでいたのですが、
有名な善光寺に行きました。
お寺や神社は神聖なところなのであまり写真とかとりたくないのですが、
写真 2-7

 

到着の図。人少なっ!そんな事はないのですが何故かこのタイミングでは人が遠くのお姉さんしかいませんでした。

神聖な場所なのであまり写真はとりたくないのですがどうしてもとりたかったものがありまして、

写真 1-7

 

自販機って!なんか、現実的!

よく見ると夜にお札をかう人向けの自動販売機らしいのですが、

夜にお札を買うというのもなんだか意味深ですね。

 

善光寺に行って一番感動したのは、

届かなかった郵便物を供養するお墓があったことです。

行き着くこともできず、帰ることも出来なかった郵便物が毎年沢山あるみたいで、

その郵便物にたいしてのお墓のようで、私はこのお墓を見てすごく感動して

ちょっと涙が出そうなくらいの感動でした。

なんだかすごく日本人らしいなぁと思いました。

八百万の神ではないですが、何にでも神様が宿るとものを大事にする

日本の人の繊細で優しいというか想像豊かというか、、

とにかく感動しました。

 

その後ほとんどシャッターのしまった商店街のようなところでおやきを食べました。

写真 3-3

 

観光!茄子&味噌入りのおやきでおいしかった。

 

この旅で一番行きたかった(食べたかった)のはお蕎麦なのですが、

うづら家というお蕎麦屋さんに行ってきました。

写真 1-5

 

このそばがきというまるっこいのが、そば粉100%で作ったものらしいのですが、

もちもちのお餅みたいで美味しかったです。

画像にあるように、お味噌とか、砂糖入りの抹茶きな粉とか、おつゆにつけて

食べました。

写真 2-5

 

写真 3-1

 

ふっふふ贅沢してしまった。。

 

そして、もうひとつ行きたかった場所が、戸隠神社というところで、

ここはうづら家からもとても近くて、

奥社は車では通れないと書いてあって、かつ片道2キロ25分の道のりらしいのですが、

せっかく来たのだから行こうと思い奥社まで行きました。

が!

写真 3-2

 

歩くこと400mくらい。。道の脇にあった雪たち。。

「わぁ!雪が残ってるわぁ♩」なんてはしゃいでたのもつかの間、

「めちゃくちゃ雪じゃねぇか!」と唖然。

しかし進んでしまったものを引き返すという気にはなかなかなれないもので、

進みましたとも。

途中、通りすがる人々に、「この先やばいよ〜」的な脅しをされながらも、

「んなこたないだろう」と思い歩みを進める。

そして通りすがりのカップルに、

「この先は木の棒を杖にして進んだ方が良いので、私の杖をあげます」という

ドラクエ的なやり取りをしました。

写真 2-6

 

1キロ地点にある門をくぐりぬけるとすごい杉!

これ木だけだとわからないかもしれないですがめっちゃくちゃでかかったです。

何やら吉永小百合さんがCMでこの場所に出たみたいで、

そこからこの場所は有名らしいです。私全然知らなかった。。

あと半分だ!と思いながらも雪道を歩く。

最後の方は、すごい急な坂があり、雪もかたまっていて、

つるつる滑って本当に苦しみました。

おじさんが目の前で転んだりしていて、

「こんな大人でも転ぶんじゃやばいな・・」と私はこの世の終わりを想像しましたが、

「苦しみから逃げるな」と自分で歌詞を書いてしまった手前、

引き返すのも癪なので、自分を奮い立たせ進みました。

しかし心の中では、「入り口にこの先雪やばいよ!って書いといてよ!!」とぐちぐち言っていました。。

しかし棒は本当に助かりました。あの女の人天使でした。

棒がなかったら多分転倒していたと思います。

 

ようやっと辿り着いて、なむ〜しようと思ったら閉まってました。

おい!と突っ込む元気もなく、

ゆっくりゆっくり下山。

この旅で、支え合うことの尊さを感じました。。

 

40分くらいかかる道のりが90分かかりました。

ちくしょう!今度は夏にリベンジだ!

ちゃんと調べてから行きましょうという反省をしました。

でも楽しかったなぁ!

写真 1-6

 

この3つの棒の真ん中にさしてあるのが私が使った棒です。

 

川口へ向う帰り道、

川口の木は戸隠にある木の存在なんて知らないでただそこに立っているんだろうなぁ

ということをぼんやり考えながら帰りました。

海も良いけど山も良いけどどっちも怖い!自然の恐ろしさを感じました。