少し前、めちゃくちゃ良いメロディの曲ができた。
これはきっと私の好きな恋愛の歌にはぴったりだなと思い
歌詞をつけるのをわくわくしていた。
しかし、いざ歌詞を書きだすと恋愛の歌ではなかった。
そしてまだ固さがあったので一日おいて書き直した。
そしたらやっぱりそれも恋愛ではなかった。
そしてその歌詞が今の自分にしっくりぴったりはまるものだった。
私が今死んでもこの歌詞を残せたことでだいぶ成仏できる内容になった。
それが出来たせいかおかげか、怪物のEPのタイトルからしてひっくり返った。
「この作品は多分普通に考えると失恋の歌とかにめちゃくちゃぴったりなうけそうなメロディやな」
と思っていたのだけど
私から生み出されたものはもっと思想的で生きていくことについての歌だった。
自分で書いて自分で「これは・・」と若干戸惑いも持った。
しかし、これが私なのだと受け入れることにした。
普通は・・とかもう本当にどうでもいい考えだなと思った。
何かに自分を寄せて、はめようと調整する必要ってもうないなと思った。
いろんなものを見て、受け止め吸収して、
自分の心から生まれたもので勝負しなけりゃ、勝負じゃないなと思った。
勝ち負けではないんだけど、自分に対しての勝負でもあるな、と。
他所と足並みを揃えるとか、本当にどうでもいいな。
自分という人間を突き抜けさせる。それが私が自分にしてやれること。
手加減はなしで、自分を信じて、作品を残していく。