自分を超えた存在。

少し前に武田双雲さんにまつわる話を聞いた。

まっすぐに筆を走らせるには何を意識しているのか

という質問に対して

宇宙が導いている通りに線を引くだけです

というような内容のことを答えていたという話だった。

 

その話を聞いた時は「う、宇宙」と思っていたのだけど

先日ブログにもかいた曲の作詞をしている間に

近しい体験をした。

ある一文を書いた時に

何か自分を超えたものとつながったような感覚がした。

ものすごい安心感と確信のような感覚になったというか

「これがあなたのいくべき道です」と誰かに言われているような

そんな感覚がして

心のすごい深い部分からじんわりとかつ壮大な感動が沸き起こった。

それが武田さんのいう「宇宙」だったのかはわからないけれど

自分を超えたものとつながるという感覚は

歌詞を書いていて初めてした感覚だった。

何か自分の中の真理の扉が開かれたような

そんな感触すらした。

とても不思議な心地だった。

 

自分の心に集中し、研ぎ澄ませて

自分の生活のほとんどをそこにつぎ込み

自分の中の純粋な部分を見極め創作をしていこうと決めた後に

この結果に繋がった。

人生はやはり自分に誠実である、これに尽きる。なおさらそう思った。

 

この歌が多くの人に届くか、結果に繋がるのか、そういう事よりも

自分の中の確信に触れたような感覚がして

確信のスタートに立ったような感覚がして

そして少し前に書いた絵の感覚にも近しかったので

全てが自然と進み繋がっていくというものを

自分の体をもって体感している。

なんという今月。