人は影響を与え合う

お別れ会へ。

ひろを失ったことについて

メンバーとおみきと

みんなで自然と輪になって話していた。

ひろが言ってたこと、してたこと、最期のことに想いを馳せた。

私は涙が出て、やはり写真や動画は直視できなかった。

まだ受け止められないんだろうなと自分に思う。

別れの会だけど別れたくないし

なんなら亡くなったことさえいまだに受け入れたくない。

駄々こねる子供みたいにやだやだ!ってまだ言ってる。

でも今はそれでいいのだと思う。

年々もかかるだろうから、何年もかけようと思う。

 

人の前で泣いて、ひとりの人についてみんなで話し合ったのは初めてだった。

これが仲間なのかと感じた。

みんなが互いの人生の一部に関わってる。

喜びだけじゃなくて痛みや辛さも一緒に受け止めて分かち合ってる。

ひとりだけどひとりじゃないってこんな感覚のことなんだろう。

よく妊婦さんに「あなたひとりの体じゃないのよ」という言葉を聞くけど

みんな、自分ひとりの体じゃないのかもと思った。

影響しあって生きているから。

 

そのあとで、大樹が入るまえにベースを弾いてくれてた

ましーと再会して

みんなでご飯を食べた。

メンバーたちとご飯食べるのなんて何年ぶりだろう。

しょへ夫妻がまじで鬼のように食べてて

胃袋が化物じゃねーかと思った。

みんなこの数年で色々ことがあったけど

それでも生きて会えて話せてることに感謝。

メンバーもそうだし応援してくれるファンの人もそうだし

この人たちが死んだらひとりとして涙を流さないことはないだろうな。

 

繋がりができた人には誰も死んで欲しくないなんて思ってしまうし

自分がいつか死んだ時に残された人の気持ちを思うと辛い気持ちになる。

でもどのタイミングで死んでも私は幸せだったなと今の時点でも思う。

それだけ素晴らしい人たちに出会えたから。

でもまだまだやりたいことがある。

だから心身の健康には気をつけあいたいと思う(自分だけじゃなくて

周りの人も)。

身の回りでも見てて無理しがちな人が結構いるから

そういうののサポートやケアはお互いにしあえたらいいなぁと思う。

言うは易しなんだけども。

 

一期一会とか命に限りはあるとか

よく思ったり目にしたりしてても

身近な大切な人を失うことで

ここまでその事実が身に染みるものかと思う。

ありがとう、ひろ。