好きなマッチョ嫌なマッチョ

深夜の帰り道に立ち寄ったコンビニで

アイスコーナーに手を伸ばす人を発見。

 

「アイスおいしいよねええええ」と思いながら

その人を見るとお腹だけ妙に出ている。

 

食べたもので人間は作られてるんだなあと

しみじみ思った。

 

出っ張ったお腹を見て思う。

栄養バランスとかめんどくさいから

炭水化物多めの食事をして

ストレスで甘いものもたくさんとって

それで運動もめんどくさいからしないで

それでその体になってるのだろうなと想像。

 

ちょうど私も最近運動をさぼっていて

食べるものも偏りがちで

食生活と筋トレを再開せねばと思っていた。

 

一個前のブログに繋がるけれど

目的なき&信念なき人生を送ってる人は大抵

目の前の物事に簡単に流されて生きている。

あそこにゴールするぞ!というゴールも気概もなく生きてるんだから

想像に難しくない。

 

なんとなく生きてるから毎日つまらないし

つまらない&ストレスもたまるから

ついついソッコーで満たされる美味しいものを食べたくなるし

美味しいものは栄養素が偏ってるものが多いしで

と、正論の嵐で耳をちぎりたくなる人がいるかもだけど

でもこれは本当にその通りだと思う。

 

恋をしたから痩せたいというふうに

目的がない限りは人間自分に厳しくするのは難しい。

楽しくない毎日で健康のために食事や運動を日課に出来る人なんて

ほぼほぼいないのではないかと思う。

 

だから自分が目指したいとか

好きな目的を見つけることが第一に必要なことだと

私は思うているのであるわよ。

 

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喫茶店に向かう道の途中でぼんやり思い出していた。

 

好きなバンドのインタビューで

 

自分は最強のチームにいる。

それはチーム全員が目的に向かって

まじで生きてて、まじで鍛えあげてるから

最高のパフォーマンスがいつでもどこでも出来る。

俺たちは最強なんだ。誰にも負けない。

 

こんな事を言っていた。

すごい不良な音楽だから、だらしない生活をしてるか?

いやいや、そんなことはなくて。

かなりマッチョでストイックだった。

時代錯誤な言葉になってきているが

こういうマッチョさは私は必要だと思っている。

 

本気で、熱中して、自分の心身を鍛え上げて

目的に生きようとする

他人からすると「そんなことで?」と思うようなことだとしても

自分にとって一つの旗を掲げてゴールに向かって走る。

私にはそんな人生が最高に感じる。

 

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また一方で、ワールドツアーをしているようなバンドで

病んでいない人を見たことがない。

めちゃくちゃちゃんとしてるバンドは

ツアーにカウンセラーなどを同行させたりしている。

そういうバンドは素晴らしいと思う。

 

私は昔ながらのやり方ってあんまり惹かれない。

心を削り続け疲弊しながら

活動するようなマッチョさは歓迎しない。

自分が幸せを感じられる余裕もなくなってるなら

一度立ち止まって調整した方が良いと思う。

私は音楽をしていきたいし沢山の人に届けたいけれど

そのために自己犠牲をして心を削らせて人を喜ばせるやり方は

ひとつ前の時代のやり方だと感じている。

 

私が幸せだから、誰かを幸せにできる余裕がある。

そういうあり方を押していきたい。

そうじゃないと人にも自己犠牲を求めかねないから。

ただでさえ色々なことが突発的に起きる時代だからこそ

より自分の幸福や生活や健康の管理はしておかねばなと思う。