望まれているからではなく
頼まれているからでもなく
したいと思うことをして
思っている気持ちは
心に留めるのではなくて
なるべく言葉で伝えたい。
いついなくなってしまうかもわからない。
いつ終わるのかもわからない。
当たり前はひとつもないから
欠けていても
不十分でも
未完成でも
思っている気持ちを大切にする。
苦しい時に壊してしまおうと思って
振り上げた腕を止めて
うまくできない自分を認めたい。
頑張っているからだと抱き締めたい。
そして大切な人を大切にしたい。
沢山の人に好かれることも
沢山の人を幸せにすることもできない。
それでも
誰かは誰かの大切な人であるように
あなたは私の大切な人。
誰かがあなたを嫌ったとしても
誰かがあなたを悪く言ったとしても
あなたは私の大切な人。
生きている間の記憶の中で
幸せを少しでも多く残せるように。
そしてこの幸せに出会うためだったのだと
昔の嫌な記憶さえも愛せるように。