弛まずに。

九月三十日。台風。

歌うのって難しいな。

難しいって面白いな。

苦手分野の歌をうたっているけれど

色々な角度から挑戦している。

これでどうだ…いや、あんまり変わらないな。

こっちはどうだー!うーん、まだだな。

この試行錯誤がすごい楽しい。

しかしまだ光が見えない。変わらない。

追求しがいがあるのが良いというのは

私の中には職人気質な部分があるものだな。

その後ここ数日に作曲していたものの

まとめ録りをしていたら

結構時間がかかりやる事がひとつ飛んでしまった。

潔くやらず。

亀三匹は掃除してお部屋に避難。

ついでにお部屋の中も掃除。

台風の備えをしたので、もうすぐ就寝。

気圧で体が厳しか!しずまりたまええ

戻れない。戻らない。

九月二十九日。雨。

非常に感性が敏感になっていたために

アニメを見て、

都度都度のセリフで

「うおおおおおおおおおおお!!!」と泣いた。

作曲をして

歌をうたって

シ組の作業をして

今に至る。

ここ数週間くらい

シラフで見えない敵と戦っている所があったのだけれど

午後から少しましになる。

まだ油断はならぬがな。

センシティブさに引きずり回されていてはまだまだだ。

とはいっても今日見ていたアニメの

監督のインタビューを見ていたら

「あれを作った後は体力も精神も死んでいた」と言っていて

少し救われる気持ちになった。

どん底までいかなきゃ見えないものがあるのは確かだ。

これは音楽じゃなくてアニメも小説も

ものづくりに限らず

いろんなことに言えるのかもしれない。

深く潜り深く感じる。

その感触を形にしていく。

深く潜って戻れなくなる人もいる。

行かざるをえない道を行く。

戻れないのは過去も同じ。

居る場所。

九月二十八日。晴れ。

某海へ。

二両の電車があった。

前日の二回連続横浜の後だけど

どうしても晴れてる日に行きたかったために。

電車の中から海が見えた時すごく感動したな。

道路を渡ると目の前がこの景色。

想像以上に綺麗な海だった。

人も釣り人と写真人しかいなかった。

石ころの上に座って海を眺める。

持って来たおむすびを食べるも

二口目で波が足元まで来て慌てて逃げる。

台風の影響なのか波はわりと高かった。

良い場所だったな。色々今後を考えながら帰路。

このまっすぐな線路で東京へ繋がっているのが不思議。

近いうちにまた来たいけれど

その前にもうひとつ他に見にいきたい場所がある。

次は十月の晴れた日だね。

歌声。

九月二十七日。雨曇りの横浜。

クラウドファンディングのカラオケが開催された。

想像以上に楽しく和やかな場になって嬉しかった。

あまり会話を交わした事がないもの同士が

歌を披露するってなかなか新鮮で面白い。

 

いつもライブに来てくれる方たちが

色々な出し物してくれてめちゃ笑った。

喫茶店でのお茶会もそうだったけど

なんだか参加してもらってる方に助けてもらって

ばかりだなー!と思いながらも

みんなの笑顔を見ていて

私が気張ってない空間も

ある意味ありなのかもなぁと思ったり。

ほんわかしながらにこやかな会が開けていって

とっても嬉しい。

続きはシ組でだね〜!

シ組のみんなともどこへ行こうか考えよう。

二つ候補はあるんだ。

その前に全員にお手紙を書いているから待っていてね。

シ組を全然宣伝していないから

たまに入れますか?と質問されますが

シ組は随時募集しています。

ここからまた進化していきますよ。

シ組の参加や内容はこちらをクリック↓

http://shigi.net/shigumilp/

カラオケを終え、喫茶店で作業をして帰宅。

私は電車で横浜にいって帰宅したあと

車で再び横浜へいった。

電車からの帰り道に少し開眼した気がした。

どこまでも哲学が好きなんだな〜わたしゃ。

体は正直。

九月二十六日。雨。

燻っていたことや抑圧してきたことが

声をあげている。

私は白い部屋でギターを持つ。

なんて静かなんだろう。

自分の乗り物に乗りこみ

ドアを閉めこんだ後の静けさのよう。

依頼は切なくて静けさのある音。

今日の夜に流れていそうな曲かな。

目を閉じて意識をひとつにさせていく。

意識の奥の方で耳鳴りのように

あの人の叫び声と大きな音が聴こえてくるよ。

なんて綺麗なんだろうね。

出来事に感情はなく

それぞれの人がするそれぞれの解釈があるだけ。

私はそれを知りながら

自分の箱の中にいる。

君ならなんていうだろう。

今なら聞きたいことが沢山あるけれど

あるけれど。

君の名前を押そうとしてやめた。

 

 

不具合。

九月二十五日。雨曇り。

大体にして調子の整わない時というのは

前兆があって

それはローテーションが崩れていく時。

起きる時間寝る時間がいい加減になっていったり

食べるものや買うものがいい加減になっていったり

そういう丁寧さを損なう事が重なっていくと

気持ちの調子も崩れていく。

心と事象とどちらが先に

起こりはじめるのかわからないけれど。

けれど最近そういうものが崩れていっても

部屋がひどく散らかることがなくなった。

部屋だけはわりと一定して整理されている。

綺麗というわけでもないけれど。

それがあるだけでも成長を感じる。

そして靴を右足から履くというのも

わりとずっと守られている。

やってらんねえ

九月二十四日。晴れ。

朝から疲れていたのだけれど

色々トラブルが重なって

やってらんねぇよな気持ちで

ちびまるこちゃんを見ていた。

ちびまるこちゃんがよく着てるTシャツ欲しい。

作ろうかな。

主には自分への苛立ちなのだけど

でもそんなに良い人でいる必要もないために

一通り周りのせいにしたあとに

まぁ、でも自分だよなぁ。と思うに至る。

ある種の良いネタが一個できた

自分に合わないものなら

合わないと言わないといけないな。

被害者ぶってたって

それを選んでそこに立ってるのは自分だしな。

昨日の今日でハードなコアだぜや。。

そろそろ物事は結末。

なすべきこと。

九月二十三日。晴れ。

稲毛でのライブ。初めての場所。初めての体制。

まさかの初めて尽くしがハードコアとは。

私はやった後に、改めて縁を感じた。

なぜハードコアの中でライブをしていたのか。

それは、嘘がないからだった。

みんながしょうがないということも

やってらんないということも

変に誤魔化さず応援もせず慰みもせず

それをそのままパワーにするからだ。

そして自由だから。

お酒を飲みながらタバコを吸いながら

踊ってもいいし立っててもいいし

暴れてもいいし

笑っててもいいし不機嫌な顔しててもいいし

その自由さが好きだったんだ。

 

「自分のやりたい世界観を試行錯誤しながらもやろう」

そう決めてまだまだ3割にも満たない完成度だったけど

自分の信じたことを披露する最初の場所が

このイベントだった事が本当に感謝だ。

それをまっすぐ受け止めてくれる人がいて

一緒にやろうといってくれる人がいて

声を出してくれる人がいて

初めての人たちだったけど居場所のように感じた。

自分がよかったと思うライブは

今できるレベルに到達できて

そこからさらにその先の課題がわかること。

そんなライブができた。

音源を欲してくれる人も沢山いて嬉しかった。

シギの昔からのお客さんもみてくれて

授業参観のような気持ちだった。

新しい出会いも沢山会って、

めっちゃ疲れてめっちゃ充実した一日だった。

SINさん、本当にありがとうございました♪

遠ざかっていく

九月二十二日。晴れ。

早起きして耳鼻科へ。

鼻詰まりがそんなにひどくないのに

鼻声が治らないために。

待合室で座っている私。

呼ばれて診察室へ行く子。

「ぎやああああああああああああ」

という声が鳴り響く。

断末魔じゃねーか。

待合室にいる別の子がひとり。

どんな気持ちでこの断末魔の叫びを

聞いているのだろう。

父親と車の本を読み、

「しょーぼーしゃ!」と楽しそうにしている。

ふっふっふ、坊や。じきに君の番だぞ。

私が先に呼ばれて

「漢方とか薬を色々飲みましたが悪あがきをやめて

ここへきました」と正直に告白する。

やはり副鼻腔炎だった。

その後別室で鼻の吸引をしていると

さっきの車の坊やが呼ばれ診察を受ける。

「ぎやああああああああああああ」

という声が鳴り響く。

断末魔じゃねーか。

九時に行って終わったのが十二時近く。

ここも人気の病院なのである。

本日は秋らしくきのこと鶏肉の炊き込みご飯と

芋けんぴもどきを作った。

明日も天気良さそう。

千葉でのライブは本当に久しぶり。

全曲新曲でのぞみます。

荒削りかもしれませんが産声を聴きに

休日なのでぜひいらしてください。

 
9月23日(日)稲毛K’sDREAM

NEW SCRIPT NUMBER presents「NOISES OFF vol.6」

OPEN 16:00  START 16:30

*シギの出演は18:30からになります。

出演者 EF  /  THE PORTER / RING MY HELLGOGH  /

シギ / Radio In Old Trash / NEW SCRIPT NUMBER / MUSTANG

FOOD:Y’s curry

チケットのご予約はticket@shigi.netまで

お名前と枚数を記入のうえ送信して下さい。

闇に光る

九月二十一日。雨。

帰宅が明け方の三時だったので

就寝が四時過ぎになるも

九時頃には目が覚める。

そこからぐうたらしていた。

先日早く閉じた内科に行く。

図書館はやっていなかった。

喫茶店で読書をして色々考える。

その後、電車に乗って

目的地を三駅通り過ぎる。

とても精神的な話を沢山する。

人の生きてきた話を聞くのは

本を読むみたいに別の世界を教えてくれる。

心が充実した時間だった。

時間を忘れて終電間近になっていた。

帰りの電車は満員電車の極みだった。