君は生きてきた。

ほぼ初対面で話す相手と

今までの人生のような所を掻い摘んで話し合う。

「今までこういうことがあって」

自分じゃない人生を聞くのはすごく楽しくて

色々あるだけ濃度も増して良い味になるんだなぁと

思いながら聞いていた。

私たちはまだまだ味付けの途中だけど。

違う舞台の上で当たるスポットライトが

いつか同じ舞台の上で照らされるなら

違う人生がひとつの作品となるなら

表現者としてこんな刺激的で幸せなことはないよね。