とある食事会に行った時
同席していた男性が別の男性に
「そういえば、〇〇ちゃん、元気?」と
嬉しそうに聞いていた。
相手は「あぁ、元気にしている」というような事を言っていた。
〇〇ちゃんは、恋人か、奥さんか、と思っていたのだけれど
後から聞いた話によると
〇〇ちゃんはその男性のお気に入りの歌手らしく
〇〇ちゃんが売れるように場所を用意したり世話をしているらしい。
「〇〇ちゃんは彼のお気に入りだからね」
ニヤニヤしながら話す男性の言葉を聞いた時に
私は(私のブログなので私の言葉を単刀直入にいうことを許してほしい)
こいつらくずだな
と思った。
売れるように世話をする、というと聞こえはいいけれど
彼らの口ぶりや表情を見ていると
まるでその女性は彼の「お気に入りの物」のような感じだった。
女性も同意の上でやっているのだろうけれど
その関係性を見て、絶対に関わりたくない世界だな、と思った。
私は音楽をしている人間だと自分で思っているので
その音楽に敬意を感じないような相手
例えば上記のように「異性として見て近寄る」みたいな感じの人とは
私は話もしない。
異性として見合うのは、互いに興味があるなと感じた場合のみ。
もう一つ、私が嫌に思う男性の別の話。
昔、私が中学生の頃に
「君を中島みゆきにしてやろう。
ギターが下手だからギターと、理論の勉強をしなさい」
といきなり言ってきた、業界では偉い立場のおじさまがいた。
なんでいきなりやってきた知らない貴様に偉そうに
命令されて動かなきゃいけない
と思い、断った。
どんなに実績がある偉い人でも
失礼だと思うことをしてきたり言ってくる人は
私の中では全然偉くない人だ。
それでもやはり音楽性もあるのか
私にそう言ってくる人はほとんどいない。
異性として見て行動してきた人も、
20年ほど音楽をしていても数件あったくらい。
私の周りにいる男性も
マウントをとったり女性を物としてみるような男性に
嫌悪感を抱く男性が多いから
冒頭のような男性は一部の人のみだろう。
公平性をきすために
男性でも同じように女性から嫌な目にあっている人もいると思う。
ここは私の経験からする話なので
女性からの目線のみになってしまい申し訳ないが、続ける。
もし男性で、そういう人がいたら、書きたい。
これを見ているのが女性で
音楽をしていたり何かものづくりをしていて(していなくても)
もし何かこの人おかしいなと感じる人から
叱られたり、君には足りない部分がある。などと言ってきて
君に必要なものを俺はわかっている、という物言いをしてくる人の意見は
大体聞く価値がないと思っていい。
大体、他人を叱る、けなすこと自体が失礼な行為だ。
上記のようなわかりやすいパターンではなく
優しい雰囲気を出していても
あの人と会うとちょっと傷つく感じがする、自信がなくなる感じがする
とうっすらと感じるかどうか、が境目かもしれない。
わざわざ「音楽をしていたり…」と上記で書いたのは
弾き語りなどをしている女性に多いような気がしたから。
ひとりで活動している女性に近寄ってくる上から目線の男性。
お客さんでもいるようだ。
マウントをとって優越感に浸りたい
自分のいう通りに動かしたい
という他人の欲求をかなえてあげる必要はない。
それはそれで人生のネタになるかもしれないけれど
それ以前に関わっている時間の無駄だと思っている。
互いに相手を尊重した失礼のない付き合いをしたい。
我慢して笑って聞く女性は多いように思う。
「そこで波風を立てたらもっと面倒なことになりそう」確かにそうだ。
そういう時は最短で時間を終了させることを心がけながら
心の中で中指を立てつつ白目で話を聞いている想像をして時間を過ごそう。
自尊心は他人が守ってくれるものではなく自分で守るものだ。
もし「私は弱くて、何も言えない…」と思っていたとしても
心の中だけでは罵声でも怒声でも浴びせるのがよいと思う。
自分が思うほど、弱くない。
萎縮してしまうのは、あなたが弱いからではなくて
周りにいる人間が偉そうで失礼な人間ばかりだから、という可能性もある。
自由な気持ちを取り戻せたら
案外「私は弱いから…」と思ってる女性の方が
あほんだらーくそったれがー!!!みたいな女性であった場合も考えられる。
何を思った、何を感じたか、自分の声にちゃんと耳を傾けて
それを受けいれてあげることが大切だ。
他人が何を言おうが、あなたは何を思っても、何を感じても良くて
その素直な気持ちをなかった事にしてほしくない。
それを消したり殺したりしていると、自分がわからなくなってくるから。
自分を見失っても、周りの人間は責任なんてとらないどころか
もっと「こうしたらいい」「それが足りないんだ」と
あなたの領域にズカズカと入ってくるだろう。
男性の欲求を上手にいなすのが女性だ、
それをうまくコントロールして逆に利用するのがうまい女性だ
というのも一昔前はあったかもしれないけれど
それは昔の話だ。
そんな面倒なことをしたくないし
利用してやろうという気持ちをもつような人間関係を作りたくない。
健康的なのはやはり、同性で、
自分のやりたい事などを話せる人がいるのはいい。
その時も「えー、やめたほうがいいんじゃなーい」とか言ってこない人。
互いに互いの道を頑張りつつ、たまに会ってお互いを話しあって
すごいな、自分ももっと頑張ろう、と心がほくほくするような関係。
いずれ一緒に仕事しようね、何かしようね
と思い合えるのも素敵だ。
そういう女性の知り合いや友達がいない
周りにマウントをとってくる男性しかいなくて身動きが取れない
という女性がいたら、いつでも私に連絡をしてほしい。
偉い人間でも特別な人間でもないので
傷ついたり磨り減った自尊心を回復させるのに
私との時間はもってこいだと思う。
ゆっくり回復させて、健康的な人間関係を築いていこう。
自分の人生を取り戻していくのは、何歳からでも遅くない。