長所と短所は背中合わせ

「自分のこんな所が嫌いだ」という人の、その嫌いな部分は長所にもなり得る。

自分がそれを好きかどうかはさておき、短所は長所に転じる。反対も然り。

 

少し話が変わるように感じるかもしれないけれど、最近私の感じた話。

「自分があるものを信じたい気持ちと、それが正しいかどうかは別の話」ということ。

正しさは人や状況によって変わるし、正しさに縛られると動けなくなる。

自分の信じたものが何に対しても誰に対しても正しさに当てはまるというのは傲慢。

そんなに大したものでも、すごいものでもない、ひとりひとりの人間は。

誰でもない、ここ最近私は、上記のことを自分自身に思うことがあった。

 

私のエネルギーの強さやストイックさは

たまに身近な人に対して鋭利に発動する。

先日話した硬い鉄としなやかさの話とはまさに私のことだ。

気合いと集中がいきすぎると周りをぶっ刺さる勢いで自分と他人に厳しさMAXになる。

「そんなんでいいのかよ!!!お前そんなもんじゃねえだろ!!!」

と心の中ではいつも他人に思いつつも大きなお世話なので言わないけれど

ストイックモードにはいっていると最近は身近な人に口を挟んでいることに気づいた。

は!私は人に言っている!と自分が変化しつつあることに驚いた。

 

そのストイックハイパー大きなお世話人モードになりつつあったので

反省したのだけど、そんなに反省はしていない。

 

完璧な人間にはなれないなーと思った。

何かを選んだ時に何かを捨てるのと同じで

自分の長所は自分の短所としても受け止めなければと思った。

なるべく人を傷つけないよう、注意はするけれど。

完璧じゃないのだとしっかり受け止める。

この長所は、刃物という短所になりやすいのだと受け止める。

けれどこの刃物を捨ててしまえばいいわけではないと、受け止める。